公共政策学科
本学社会人大学院生が九州「川」のワークショップで研究発表
11月15~16日、福岡県直方市で『第24回九州「川」のワークショップ』が開催されました。
本学から、大学院地域創生研究科・地域社会マネジメント専攻(国境離島文化振興コース)の修士課程2年の中村茂さん(長崎市役所勤務、石田聖研究室所属)が、研究発表と地域活動のPRを行いました。


『九州「川」のワークショップ』は、河川流域で活動する国・地方自治体、企業、研究者、市民団体、NPO法人などが一堂に会し、活動発表や意見交換を通じて連携を深めることを目的とした取り組みです。流域の持続可能性や人材育成を支える重要な交流の場となっています
今回、中村さんは、自身が修士課程で研究している長崎市・樺島(旧西彼杵郡野母崎町)における、市民参加型の環境教育について発表しました。樺島は本土と橋でつながる架橋離島であり、豊かな海洋生態系と、祭礼・生活文化などの伝統が現在も息づく地域です。
発表では、これらを総合的に捉える概念である「生物文化多様性(biocultural diversity)」についても解説。生物文化多様性とは、自然の多様性と地域に根ざした文化的営みが相互に結びつきながら形成される価値を指し、UNESCOなどでも注目される国際的な研究テーマです。
現在、修士論文準備の傍ら、樺島の自然・文化資源を再発見し、環境教育プログラムとして社会に還元する取り組みを進めています。
発表では、12月に予定している環境モニターツアーについても紹介され、樺島の生態系や景観を体験しながら、保全と活用について議論する機会を提供する予定であると報告しました。

