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公共政策学科

島の暮らしに学び、スローシティを考える―地域創造学部と東洋大学が交流

7月28日から30日まで、一般社団法人高島活性化コンベンション協会(代表:重村友介)との連携のもと、本学地域創造学部の石田聖研究室と芳賀普隆研究室は、東洋大学国際学部国際地域学科の鈴木鉄忠教授とゼミ生を迎え、佐世保市九十九島高島を舞台に合同勉強会・交流会を実施しました。

鈴木ゼミが研究する「スローシティ」とは、単にゆっくりと暮らすことではありません。地域固有の自然や食、文化、人と人とのつながりを大切にしながら、その土地にふさわしい持続可能な暮らしを育てていく考え方です。漁業を基幹産業とし、海とともに暮らしが営まれてきた高島は、スローシティの可能性を体感的に考える学びの場となりました。
鈴木教授による「スローシティ」の解説はこちら
なお今回の鈴木ゼミの高島研修は、スローなまちづくり全国推進委員会の助成するスタディツアーの一環で行われました。
〔参考:スローなまちづくり全国推進委員会〕

初日は、佐世保市本土側から九十九島と高島を眺めた後、東洋大学の学生が高島へ渡りました。夜には島民の皆さんを交えたウェルカムパーティーが開かれ、食事を囲みながら交流を深めました。2日目は、公共政策学科学生有志も参加し、牡蠣養殖や水揚げの見学、魚料理づくりなどを体験。カヤックやSUPなどの海洋アクティビティにも参加し、学生たちは高島の自然、産業、食文化を味わいました。

本学の学生も、これまで高島海岸クリーン作戦や高島フェスの運営支援、島の魅力を発信する活動などに継続して参加してきました。とりわけ実践経済学科の芳賀ゼミでは、海岸に漂着した流木を廃棄物ではなく地域資源として捉え直し、アート作品や交流の素材として活用する取り組みを進めています。
7月30日に佐世保校で開催した大学間交流会では、芳賀ゼミ4年生の早川旺佑さんが「"捨てる"から"魅せる"へ―流木アートによる高島の地域活性化」と題して発表しました。海岸清掃で集めた流木をアートとして生まれ変わらせ、環境保全、資源循環、地域の魅力発信へとつなげる実践を紹介しました。東洋大学学生からも多くの質問や意見が寄せられ、流木アートの可能性や、地域住民との協働のあり方について活発な議論が交わされました。

また、意見交換会には、高島の遊休農地で活動する本学農業サークル「さき」の学生も参加しました。高島における耕作放棄地や地域資源の活用、大学と地域との信頼関係の築き方などについて、それぞれの経験をもとに意見を交わしました。

島を訪れるだけでなく、島の時間に身を置き、暮らす人々の声に耳を澄ませ、ともに未来を考える。今回の大学間交流は、地域と大学、そして大学同士の出会いから、新たな学びと実践の可能性が生まれた3日間となりました。

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