国際社会学科
ドキュメンタリー映画「蟻の兵隊」の上映会を開催しました
国際社会学科の講義「時事問題研究」は10月31日、ゲスト講師に池谷薫監督を迎え、ドキュメンタリー映画『蟻の兵隊』を上映しました。通常の水曜日の講義を土曜日に変更し、一般公開したところ、80人を超える市民の参加がありました。




映画『蟻の兵隊』は、敗戦後に、上官の命により、中国大陸に残って共産党軍と戦った「残留日本兵」を描いたドキュメンタリーです。
2600人の日本兵は4年間の戦いで550人が死亡、700人が負傷しました。捕虜抑留の後で日本に帰国した時、彼らは自分で志願して大陸に残ったことにされていました。命令で残ったことが明らかになると、無条件降伏を求めたポツダム宣言に違反してしまいます。
アリのように戦った元日本兵は、自らの尊厳をかけて事実を訴えます。そして、自分自身が中国で行った加害の歴史を直視します。
会場でマイクを取った女性は93歳、自分の戦争体験を語り、「戦争は絶対にいけない」と明瞭な声ではっきり訴えました。