神戸 金史

KANBE Kanebumi 神戸 金史 教授

所属
国際社会学部 国際社会学科
専門分野
映像ジャーナリズム論/デジタル報道論/時事問題研究
担当科目
  1. 映像ジャーナリズム論
  2. 時事問題研究
  3. 映像制作演習
  4. 専門演習
  5. 教養セミナー

著書

  1. 『ドキュメンタリーの現在 九州で足もとを掘る』 石風社 2023年4月 神戸金史、臼井賢一郎、吉崎健 総頁数:P380 掲載頁:pp8-15、pp74-153、pp278-301 共著 九州に足場を置き、ドキュメンタリー制作に取り組んできた3人による共著。報道記者(RKB毎日放送・神戸)、プロデューサー(九州朝日放送・臼井)、番組ディレクター(NHK福岡・吉崎)、それぞれ違う立場から番組制作に携わってきた。3人は「福岡メディア批評フォーラム」幹事であり、系列を越えた自主的な学び合いから生まれた書籍。 企画・取材・構成・編集・放送の過程を詳述したほか、若手制作者との対談も盛り込んだ。発刊と同時期に開講した西南学院大学のゼミで、教科書として採用された。
  2. 『民主主義は支えられることを求めている!「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座2021』 早稲田大学出版部 2021年12月 瀬川至朗、滝本匠、宮崎拓朗、日下部聡、片山夏子、松川敦志、秦融、三上智恵、房満満、相澤冬樹、佐々木実、鳥山穣、神戸金史、坂本昌信、右田千代、平良いずみ 総頁数:P272 掲載頁:pp39-75 共著 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞の受賞者が、どのような視点を持ち、プロセスを経て、報道に至ったのか。早大で開かれた記念講演集(コロナ禍で記念講演が1年遅れた)。 共同受賞者のTBSラジオ鳥山穣記者と、ラジオ『SCRATCH 差別と平成』を制作した過程を、「音声メディアの可能性とジャーナリズムにおける独自性」と題して、早大生の前で2人で詳述した。さらに、事後に学生が書いた講義感想リポートを踏まえ、民主主義と戦後の価値観について別項を執筆・掲載した。
  3. 『この国の不寛容の果てに ~相模原事件と私たちの時代~』 大月書店 2019年9月 雨宮処凜、神戸金史、熊谷晋一郎、 岩永直子、杉田俊介、森川すいめい、向谷地生良 第1章 共著 いのちの選別は「仕方ない」のか?  相模原事件という問いに向き合う 「生産性」「自己責任」「迷惑」「一人で死ね」…刺々しい言葉に溢れたこの国で、男は19人の障害者を殺した。 「障害者は不幸しか産まない」という線引きによって。沈みゆく日本社会で、それでも「殺すな」と叫ぶ7人の対話集。 対談者は、障害者、精神疾患、高齢者などの介助や治療、取材に長く取り組んできた当事者であり、事件で命を奪われた側に立って、それを生み出した社会を見つめている。
  4. 『障害を持つ息子へ 息子よ。そのままで、いい。』 ブックマン社 2016年10月 神戸金史 単著 2016年7月、津久井やまゆり園障害者殺傷事件が起きた。著者にも、障害を持つ息子がいる。だが、怒りや憤りをぶちまけても、容疑者はおそらく笑うだけだ。違う次元の言葉を綴りたかった。フェイスブックに個人的な文章(約1000字)を投稿したのは事件から3日後。多くのメディアで紹介され、瞬く間に広がった。先天性の障害を持つ「自閉症」が理解できず、戸惑った日々。療育に全力を注ぐ妻。障害のある子の将来を悲観して起きる、無理心中事件。記者として取材する中で、著者は次第に父親として理解を深めていく。そこで直面した障害者殺傷事件…。やまゆり園事件について最も速く出版された書籍。
  5. 『室原知幸 公共事業のあり方を問い続けた「蜂の巣城主」』 岩波書店 2015年10月 苅谷剛彦、山口二郎、老川慶喜、新雅史、吉村和真、吉崎健、細見和之、北河賢三、神戸金史、大田俊寛、室謙二、吉田敏浩、吉岡忍 『ひとびとの精神史』シリーズ第4巻「東京オリンピック 1960年代」総頁数:P342 掲載頁:pp197-222 共著 1964年、東京五輪に日本は沸く。驚異的な経済発展は、都市と農村を大きく変貌させ,ひとびとの生を変えた。下村治、十河信二、河西昌枝、手塚治虫、原田正純、高村三郎、永山則夫、大牟羅良、室原知幸、千石剛賢、小田実、岡村昭彦、鶴見良行の13物語を収める。 ドキュメンタリー『攻防 蜂の巣城 巨大公共事業との戦い4660日』(2000年)を制作したことから執筆を依頼され、追加取材を重ねて執筆。関西大学図書館で裁判長が書いた新資料を掘り起こし、裁判で敗訴となった経緯を初めて明らかにした。
  6. 『雲仙記者日記 島原前線本部で普賢岳と暮らした1500日』 ジャストシステム出版部 1995年11月 神戸金史 単著 新聞記者になったばかりの筆者は長崎県雲仙・普賢岳取材に向かうが、大火砕流が発生、43人が死亡した。たまたま交代して被災を免れた24歳の筆者は、大災害に翻弄される。メディアの犠牲者が多く、報道とは何のためにあるのか、大きな議論が巻き起こった。92~95年、1万人が避難生活を送る被災地に住み込み、災害取材に専従した。噴火終息までの4年間を現地で見続けたのは、全取材者の中で筆者1人だった。この特異な体験を28歳で執筆。災害下の被災地の詳細なルポでもあり、新人記者の青春記でもある。

総説・解説記事

  1. 『時の流れ超えて』 毎日新聞長崎版 連載「まなび野の丘より」第6回 2026年9月28日
  2. 『流転のグリム童話』 毎日新聞長崎版 連載「まなび野の丘より」第5回 2026年8月31日
  3. 『やまゆり園10年』 毎日新聞長崎版 連載「まなび野の丘より」第4回 2026年7月27日
  4. 『人間の存在自体 価値がある』 東京新聞横浜神奈川版 連載「共生の現在地 やまゆり事件10年 私は考える」第2回 2026年7月27日
  5. 『今の時代だから起きた』 東京新聞 連載「共生の現在地 やまゆり事件10年 当事者らの思い」 2026年7月23日
  6. 『35年後の「定点」で祈る』 毎日新聞長崎版 連載「まなび野の丘より」第3回 2026年6月29日
  7. 『雲仙記者」 学生へバトン 火砕流35年 大学に転身 教訓共に』 毎日新聞社会面  2026年6月4日
  8. 【中継】元新聞記者が見た「噴火災害」遺構の整備と被災地が伝える教訓《長崎》 長崎国際テレビ(NiB)『news every.』18時台  2026年6月3日
  9. 『遺構に立つ元記者教授 過去の悔恨 映像で後世へ』 島原新聞1面 2026年6月3日
  10. 「長崎県立大は今年度、当時を知る関係者の証言を収集する計画だ。」 毎日新聞社説「普賢岳の大火砕流35年 防災体制の強化続けねば」 2026年6月3日
  11. 『「火山学者が危険だと指摘したのに理解できていなかった」メディアを学ぶ学生が雲仙普賢岳災害の被災場所を訪問』『Pint!』 長崎放送(NBC) 2026年5月29日
  12. 『音楽に満ちた青春』 毎日新聞長崎版 連載「まなび野の丘より」第2回 2026年5月25日
  13. 『SNS時代と雲仙の「教訓」』 毎日新聞朝刊オピニオン面「発言」欄 2026年5月21日
  14. 『面白き 人との出会い』 毎日新聞長崎版 連載「まなび野の丘より」第1回 2026年4月28日
  15. 『ルポ 死亡退院 精神医療・闇の実態~ 精神医療というブラックボックスに、いかに迫るか』 日本医学ジャーナリスト協会『Medical Journalist』 2026年4月
  16. 『大島新さんと問い直す「映像をつむぐ喜び」 九州沖縄メディア・フォーラム2026』 放送文化基金HP 2026年3月
  17. 『不便だが不幸ではない息子』 全日本ろうあ連盟機関誌『季刊みみ』 巻頭エッセイ 『聴くを考える 視るを考える』 2025年9月

関連リンク

学術関係受賞

  1. 日本民間放送連盟賞 九州・沖縄地区 ラジオ報道番組部門優秀賞 ラジオドキュメンタリー『家族になろう ~「子どもの村福岡」の暮らし~』 2025年
  2. JNNネットワーク協議会賞 ネットワーク大賞 ドキュメンタリー『イントレランスの時代』 2021年
  3. メディア・アンビシャス大賞 映像部門入選 ドキュメンタリー『イントレランスの時代』 2020年
  4. 日本民間放送連盟賞 テレビ報道番組部門優秀賞 ドキュメンタリー『イントレランスの時代』 2020年
  5. ギャラクシー賞 報道活動部門選奨 「やまゆり園事件に関わる、公私にわたる表現活動」 2020年
  6. ABU(アジア太平洋放送連合)賞 ラジオ部門審査員特別賞 ラジオドキュメンタリー『SCRATCH 差別と平成』 2020年
  7. 文化庁芸術祭賞 ラジオ番組部門 優秀賞 ラジオドキュメンタリー『SCRATCH 差別と平成』 2019年
  8. 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞 文化貢献部門奨励賞 ラジオドキュメンタリー『SCRATCH 差別と平成』 2019年
  9. 日本民間放送連盟賞 ラジオ報道番組優秀賞 ラジオドキュメンタリー『SCRATCH 差別と平成』 2019年
  10. 放送文化基金賞 ラジオ番組最優秀賞 ラジオドキュメンタリー『SCRATCH 差別と平成』 2019年
  11. 日本医学ジャーナリスト協会賞 大賞(マルチメディア部門) 「やまゆり園事件をめぐるメディア横断的報道」 2018年
  12. 「地方の時代」映像祭2013 選奨 ドキュメンタリー『シャッター ~報道カメラマン 空白の10年~』 2013年
  13. JNNネットワーク協議会賞 ネットワーク大賞 ドキュメンタリー『うちの子 ~自閉症という障害を持って~』 2006年
  14. 放送文化基金賞 テレビドキュメンタリー番組賞 ドキュメンタリー『攻防 蜂の巣城 ~巨大公共事業との戦い4660日~』 2001年
  15. JNNネットワーク協議会賞 ネットワーク協議会賞 ドキュメンタリー『攻防 蜂の巣城 ~巨大公共事業との戦い4660日~』 2001年

座談会等

  1. 2026年9月29日 橋口町老人クラブ・高齢者ふれあいクラブで講演
  2. 2026年9月29日 「『津久井やまゆり園事件から10年』を考える上映会」 MBS『ふつうのままで ~ある障がい者夫婦の日常~』上映後に講演 福岡県豊前市総合福祉センター
  3. 2026年8月22日 「やまゆり園事件から10年 不寛容な時代を生きる」 インクルーシブネットワーク福岡主催講演会 久留米市市民活動サポートセンター
  4. 2026年7月26日 「世間を震撼させたあの惨劇から10年! ”津久井やまゆり園事件” 植松聖死刑囚により刳(えぐ)り出されたものは?」 平野 泰史 氏 (元津久井やまゆり園家族会理事)、澤則雄氏(映像制作)と鼎談 主催:津久井やまゆり園事件を映画化する制作集団 東京・新宿 LOFT/PLUS ONE
  5. 2026年7月15日 「障害を持つ息子へ ~息子よ。そのままで、いい~」 福岡市社会福祉協議会 市民福祉講演会 福岡市市民福祉プラザ
  6. 2026年7月10日 「相模原事件を忘れない 2026」 筑後市障害者協議会 九州大谷短期大学 講堂
  7. 2026年6月27日 「津久井やまゆり園事件を振り返る」 社会福祉法人ひかり福祉会「総括研修」 アクロス福岡 大会議室
  8. 2026年5月30日 「障害者のアートや音楽は市民にとってどんな意義を持つか」 社会福祉法人JOY明日への息吹25周年記念シンポジウム 福岡市科学館 サイエンスホール
  9. 2026年4月30日 「やまゆり園事件10年/不寛容な時代を生きる」 2026年度・定期総会特別講演会 特定非営利活動法人ちくほう共学舎「虫の家」橋口町老人クラブ 高齢者ふれあいクラブ

学外の社会活動(⾼⼤・地域連携等)

  1. 2026年 ~ (継続中) 長崎県立大学シーボルト校生活協同組合 理事
  2. 2026年 ~ (継続中) 日本医学ジャーナリスト協会 西部支部 副支部長

研究・業績について

研究・業績内容、企業等での勤務経験等

毎日新聞記者(1991~1999年、長崎、島原、福岡)/RKB毎日放送記者(1999~2001年=出向、福岡)/毎日新聞記者(2001~2005年、福岡、東京)/RKB毎日放送記者(2005~2025年、福岡、東京、福岡)